2018/07/05

エピソードNo.5 上場企業子会社で行われる壮絶なブラック労働 200時間超の残業で親の死に目にも会えない

弊社企画「ブラック企業エピソード募集」にご応募頂いたエピソードをご紹介します。
上場企業やその関連会社でも、違法な超長時間労働や従業員の人生のことなど気にも留めない文化が蔓延している日本の現状がよくわかるブラック企業のエピソードです。
なお、本エピソードは、上記企画の第5位に選定されています。

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1 投稿者プロフィール

K・Yさん(愛知県在住、50代男性、職業:会社員)

当時の勤務先 業種:製造業、担当業務:営業、従業員数規模:1000人以上、当時の年収:300万円

2 エピソード内容

新卒で採用され大手建材メーカーに勤める事となりました。2部上場ですがしっかりした親会社もあり、研修制度も充実しており外観は「お堅い会社」に見えました。

しかし実際に働きだすと超ブラックでした。
多い時の残業は月に200時間を超えましたし、当時の休みは3カ月で2日しか貰えませんでした。
「営業にも残業手当をつけてほしい。」と人事に訴えると「ふざけたことを言うんじゃない。営業なんてどこでサボっているかわからないのに残業なんてやれるか!」と酷く怒られました。

会議という名の説教が週に1回ありました。
会議時間は13時間にものぼり所員全員が順番で壇上に立たされ「営業成績未達理由」「今後の挽回策」などを発表するのですが後列の上司から「具体的でない。」等とダメ出しをされてはやり直しという地獄のような時間でした。「根性論を言っているんじゃない。靴底減らして売ってこい!」と怒鳴られたのが印象に残っています。

朝6時から深夜1時まで働いていた時に体調を崩しました。会社に「右足が痺れて立てません。」というと先輩が迎えに来て仕事をさせられました。
虫垂炎になった時は「薬で散らせば午後から仕事ができる。」と言われました。

10年位前ですが日曜日に実家に住んでいた父親が危篤になったので上司に「月曜日に休みをいただきたい。」と連絡したところ「困る。」と言われ出社。
結局日曜日の深夜に父はなくなったのですが月曜日に死亡の連絡が入りましたので「父が亡くなったので早退をさせてください。」と上司にお願いしたところ「今、手掛けている仕事を全部片づけてからにしてくれ。」と言われ認めてもらえず、その時はさすがに重役に相談し早退をさせてもらいました。

セクハラ会社でした。「エレベーターでキスされた。」とか「ずっと不倫関係だった。」などはよく聞く話で裁判沙汰も何件もありましたが箝口令がしかれ、社内に広まることはなく大概の決着は女性の退職となるのでした。しかし不思議と男性側はもれなく出世していきました。

20年間くらいは働きましたが年収は300万円に届いていなかったと思います。ボーナスが5万円の時もありました。ダメ経営者が続き売り上げは減る一方となり、最終的に親会社から見捨てられ同業他社に吸収合併されるのですが社員2500名の会社の売却価格は24万円だったと聞いております。

 

3 弁護士のコメント

このケースでは、まず、労働時間の上限を定める労基法32条や残業代の支払義務を定める労基法37条の違反が問題になります。
営業職であるからといって無条件で特別扱いが許されることはなく、営業職の特別扱い(実際の労働時間に関係なく、定時分しか働いていないとみなす扱い。労働時間みなし制)が許されるのは、「労働時間を算定し難いとき」にあたり、労基法38条の2の要件を満たす場合だけです。(詳しくは、コチラをご覧ください。)
少なくとも、週に1回の会議の13時間は、労基法32条が定める労働時間の上限(原則1日8時間)の対象になり、残業代も発生します。

また、週に1回以上の休日付与を定める労基法35条の違反もあり、休日労働手当も未払いだったようです。

さらに、虫垂炎であるにもかかわらず働かせることは健康配慮義務違反に当たる可能性が高く、セクハラが蔓延しているにもかかわらず適切な対応をとっていないことは職場環境配慮義務違反です。
社員の父親が亡くなりそう/亡くなったにも関わらず何らの配慮もしない企業文化も、会社の短期的な都合を重視して社員の人生など気にも留めない、まさしくブラック企業のそれでしょう。

日本では、残念ながら、上場企業やその関連会社であっても労基法違反が蔓延していることが頻繁にみられます。
このような状況が一刻も早く変わることを願うばかりです。

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