ブラック企業エピソード

2019/01/17

転職エピソード NO.6 5ヶ月間で給料0円 会社の固定費を払うため従業員に借金させるブラック企業からは、逃げるが勝ち

弊社企画「第2回ブラック企業エピソード募集」にご応募頂いたエピソードをご紹介します。
最低賃金法を無視した給与の未払い、会社の固定費を払うために従業員が借金をするなど、極端なブラック企業からは、時に逃げるが勝ち、という考え方も必要だと教えられるエピソードです。
なお、本エピソードは、上記企画の第6位に選定されています。

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1 投稿者プロフィール

牧一心さん(愛知県在住、30代男性 現在の職業 建築業)

当時の勤務先 業種:サービス業、従業員数規模: 10人以下 当時の年収:0万円

2 エピソード内容

会社の研修を終えてオフィスに通されると、10台ほどのデスクが並び全員が電話で誰かと話しをしていた。
その日から半年間、朝は9時から夜7時まで1日中電話をかけ続けた。給料は最初の月は18万円もらい、翌月から固定給+歩合制か、完全歩合制かを選ぶことになっていて、皆そうしているからという理由で後者を選んだ。
結局その後の5ヶ月間で給料は1円ももらえなかった。僕は半年の間に3件で合計60万円、課長はその倍取った。他の社員は1つも取れていなかった。その売上げも会社の家賃と光熱費で消えて、むしろ焼け石に水状態で、僕を除く全員が会社の固定費を払うためにサラ金で借金をしていた。そんななか僕は疑いもせず「努力すれば成功できる」と信じていた。実家があるものを除いて皆会社で寝泊まりしていた。食事は米は支給されたが、3食100均でおかずを買った。
そこまで盲目的になれたのは、本部長という絶対的な存在があったからで、いつも奥の椅子に座ってタバコを加えていた。半年の間毎夜ミーティングが行われた。やり玉に挙げられた人は1,2時間から長いときは5,6時間、顔の前で怒鳴り続けられる。それだけ続くと、どれだけ大声で怒鳴られていても居眠りをすることがあって、そのときの爆発はすさまじく男も女も関係なく、身体が横に飛ぶほどのビンタを何発もうけた。
ある日課長が僕を外のカフェに連れ出した。半年間ではじめてのカフェだった。そこで「お前は実家に帰れ」といわれた。「次はお前がサラ金に行かされる」と。僕は課長のいうことを聞いてここまできた。その数日後、少ない荷物をもって夜逃げのごとく愛知の実家に帰った。何度も実家に電話があったけど、居留守を使った。
その後、僕は愛知で建築系の営業職についた。いまだに話下手で営業向きとはいえない部類だと思う。にも関わらず、ふつうに営業回りをしているとふつうに仕事が取れる。当時の鬼気迫るハングリー精神は過去のもので、毎日20件訪問するというルールだけ自分に課していたら仕事がもらえた。努力って何だろう。営業って粘強さが大事だと思うけど、もしあのとき課長の言葉を無視して粘っていたら、今よりも幸せだったと言えるのか? 分かったことは、ふつうに働くと給料がもらえて、カフェには好きなだけ行けるってこと。僕には逃げるが勝ちだった。

3 事務局/弁護士のコメント

給与については、雇用契約であれば、歩合制でも最低賃金法が適用されますし、同じく歩合制であっても、会社は労働時間に応じ、最低でも一定額の賃金を保障(労基法27条)する必要があります。

また、会社の固定費を支払うため従業員に借金をさせる点は、当然、会社にそのような業務命令を行う権限はなく違法です。
会社に対し、不当利得返還請求(民法703条)として金銭の返還を要求できる事案ですし、もし借金を強要するような暴行・脅迫があったならば、強要罪(刑法223条)にも当たります。

他にも、怒鳴りつけるのはパワハラ、ビンタは暴行罪(刑法208条)に当たり、これだけ程度の著しい違法行為が多数あれば、退職の通知さえ行えば、即日退職しても適法と考えられます。

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