Q8-2 残業時間が長いと、退職後に失業保険を貰うときに有利になると聞いたのですが、本当ですか?
A退職後に失業保険(雇用保険の求職者給付の基本手当)を貰うときに、自己都合で退職した方は、原則として、会社都合で退職した方に比べて、不利な扱いを受けてしまいます。

しかし、いわゆる自己都合で退職した方でも、退職前の法律上の残業時間(注)が以下のA~Cのどれかを満たしていて、そのような長時間残業が理由で退職した場合、失業保険を貰うときに、会社都合で退職した方と同じように有利な扱いを受けることができます。
A)→退職前6か月に、3か月連続で45時間を超える残業をした期間があること
B)→退職前6か月に、連続する2か月の平均残業時間が80時間を超える期間があること
C)→退職前6か月に、100時間を超える残業をした月があること

(注)法律上の残業時間とは、例えば、通常の労働タイプの方の場合、1日の労働時間のうち8時間を超える時間等をいいます。

具体的には、下記の1~3の点で有利になります。
1.→自己都合の方より、約3か月早く、失業保険が支給される(※1)
2.→自己都合の方より、失業保険が貰える上限期間が長いことが多い(※2)
3.→離職前1年間のうち6か月以上雇用保険に加入していれば、失業保険が貰える(※3)

※1 実際に失業保険が振り込まれる日は、ハローワークでの手続から約1か月~1か月半後ですが、退職の日程等により異なるので、お住まいの地域のハローワークにご確認ください。
※2 例えば、30歳で勤続5年の方の場合、失業保険が貰える上限期間が180日になります。(通常の自己都合退職の場合、上限期間は90日)
※3 通常の自己都合退職の場合、失業保険を貰うには、離職前2年間のうち12か月以上雇用保険に加入していることが必要です。

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